ロッドが折れて、かなりのダメージです。>< 風に煽られた共用出入口の扉で、ロッドを持った自分が通り過ぎるより早く、竿先だけ締め出されてしまいました。トップから2番目と3番目のガイドの間で、ポキリと...軽率でした。@@;
折れたロッドと私に、近所のおじちゃんが声を掛けてきました。
お 「釣りかい?いいねぇ!いいねぇ!何釣るの?ドコ行くの?あ、あっちがいいよ。牧港の電力のそばの...チヌが釣れるよ。他には...」
私 「あ、ちょっと、修理に...」
凄いスピードで嬉しそうに話しかけてくれますが、どうやって直そうか頭がイッパイでロクに返事も出来ませんでした。^^;
さて、折れたロッドですが、縦に裂けている部分はカットして、(鋼鉄製)六角レンチを芯にして繋いでみたのですが、全然シナルことなく、更に裂けてしまいました。タブン長ければ力が分散して、修理できるのかな〜と思いました。でも、しならないか...
次に考えてみたのが、2番目のガイドの上でカットしたトップの部分を、3番目ガイドの上までしかない本体へ挿して接着する方法。
結果は


継ぎ目とトップの段差は最小限で、ライントラブルも気にすることなく使えそうです。
実質、202mmも短くなってしまいました。
トップと2番目のガイドの間には、トップの竿が差し込まれています。二重になっているので、ココでしなる事はありません。なので、硬いロッドになってしまいました。ティップが無くなったので、DAIWAのMHですが、スーパーハードに変身です。^^;
ロッドが硬い分、エギをシャクルと、機敏に動かせているようなので、メリットかもしれません。デメリットは、感度がかなり落ちた印象です。フォール中はラインを左手で持てば補えそうで、ティップがない分、よりダイレクトに感触が伝わってくると思います。もしかするとメリットかもしれません。大物にも負けそうにないし、これはこれで使えそうです。
キャスト時は、やはり飛距離が落ちたように思います。短い分、影響が出ています。それでも、40mは飛んでいます。追い風では、70mくらい飛びました。(爆風でしたけど^^;) ラインが出て、スプールの下地が見えた時にはサミングして、なんとか切れずに済みました。
ロッドが短くなったことで、バランスも変わっています。レブロス2506は重いと評価されていますが、それでも、8.6ftの竿では重心が先寄りなので、短くなった分、重心がリールに近くなり、シャクリが楽になりました。リールの部分を持っているので、レブロスの重さは関係ないのかな?シャクリが楽になった事は、おおきなメリットに感じています。あまり重いと、手首がくたびれちゃいますもんね。
修理が終わり、ドラグの調整をするように、500mlのペットボトルに水をイッパイ入れ、約500gのオモリを作り、持ち上げてみました。重量の加わったしなり方は、ほぼ同じでした。ロッドがお辞儀するほどの角度になれば、補修した竿先には(あまり)加重は掛かっていません。バット寄りで反発して、持ち上げているので、影響はないと判断です。大物だって釣れます。タブン。
イッパイに締めたドラグを緩め、チリチリ出て行く程度に調整して、修理は終わりました。
こんなにメリットがあるように書いてみましたが、コレぜーんぶ自分に言い聞かせる為のものなので、「そだ!短くしよう!」なんて思わないでください。ティップの繊細さ(感度)が全く無いのと、飛距離が落ちるは必至です。
でも、自分を鍛えるんだ!と、修行の為にトライするのは良いかもしれません。^^; 小さな感度も見逃すまいと、フォール中は手でラインを持ち、もっと遠くへとフルキャストで飛距離を稼ぐ姿は、エギングのスタイルがプロっぽく見えるかもですよ。では、自己責任で実行できる方は、ご参考にどうぞ。^^