誤差は大きめなので、境界の確定はできません。^^;

公図の右上と左下には、座標値が表示されています。この場所をグーグルマップで探し、上下を合わせると、縮尺も合いますので、公図の画が地図上のどこであるのかが分かるって寸法です。^^
行ったことのない場所を探す時、山の中とか目印の無いところだと、とても有効です。
この数値を入力する場所が、直接グーグルマップだと良いのですが、上手くたどり着くことができません。
なので、土地家屋調査士会さんのお力をお借りします。
釧路土地家屋調査士会
www.kushiro-chosashi.jp/xybl/index.html
緯度・経度→平面直角座標を選択し、公図の数値をX座標、Y座標の欄へ入力し[計算]をクリックします。
ここで注意しなくてはいけないのが、「平面直角座標系」の選択です。

公図の下の欄に縮尺や精度区分があります。「座標系番号または記号」の欄にXVと表記があります。
X⇒10、V⇒5を示しています。なので、[15系]を選択します。これを指定しないと、とんでもない所が表示されますのでご注意です。
[計算]をクリックすると、
> X座標=21044.512
> Y座標=31419.085
> 緯度=261122.65401
> 経度=1274851.68974
緯度経度を算出してくれるのと同時に、地図も表示され印がつきます。コレだけでどの場所なのか確実に分かります。@@スゲー
実は、この緯度経度をグーグルマップに入力しても、上手く機能してくれません。
緯度・経度の形式は [ddmmss.sssss]とか言う形式になっていて、どうやら変換が必要です。
dddmmss.ss → ddd.d°変換
keisan.casio.jp/exec/user/1362548936
↑こちらで、XとYをそれぞれ変換した数値を、「,」で区切ってグーグルマップに入力すると、印つきの地図が表示されます。何故この作業をしたのかと言うと、左下の座標も同時に表示させるためです。
公図もグーグルマップも、右上、左下の印があれば、容易に縮尺を合わせる事ができますね。
公図に印し付きの地図を重ねて、どちらかを拡縮して調整します。GIMP等のソフトで画を重ねると楽です。
なかなか難しいお話しで
目が点に_(._.)_
コメントありがとうございます♪
すみません^^;
結構、同業者さんも見てくれているので、
たまには役立つ情報をと思い...^^
スマホのGPSも普及して、
現地でもこの地図が役立つので、
調査が安全になりました。