でも、現地案内は、0件でございました。

お客様へ資料をお届けするラストに、汀良(てぃ〜ら)まで、行きました。汀良町は首里駅のある町です。
向かう途中、城東小学校の近くで、3段ある階段でうつ伏せに人が倒れている。(@○@)
バイクを停めて、おばあさんに声を掛けると、「転んで動けないさぁ」と、しばらくじっとしているようでした。
痛いところは無いとの事なので、取合えず座った方が良いと思っていると、私と同世代くらいの青年がバイクを降り駆け寄ってきました。
胸元には介護士のネームプレート!これは、心強い助っ人です。
ふたりで、起こして座ってもらうと、右の頬を気にしてさすっています。
スネに擦り傷がありますが、腫れもなく、本人も痛くないと仰っています。痛いのは、右の頬だけの様子。
救急車は要らないと言うのですが、このまま放っておけないと二人で話していると、さすが介護士さん、会社(宅老所)に戻って、介護CARに乗り換えてくると言うのです。
車をとりに行っている間、おばあさんと話していました。
私 「ご家族に連絡した方がいいですよ〜。お家に誰かいますか?」
お 「誰も居ないさぁ。また、転んだって電話したら怒られる」
色々事情があるのでしょうね。年を重ね、体が思い通りに動かなくなる事が、悔しいと話していました。
怒られないと思いますから、連絡してほしいなと...
頬の他にどこかぶつけてないか心配なので、先程の介護士の青年が置いて行った名刺をおばあさんにあげました。痛いところがあったら、病院かこの名刺の相談センターに電話してねと。病院の介護事業所なので、たくさん部署があり安心です。
そんなやり取りをしているうちに、車で戻ってきました。
青年はおばあさんを送り、私は汀良町へ...
帰りにおばあさんのお家の前に行くと、介護の車が停まっていたので、玄関先まで送って行ったのでしょう。
本当に親切な青年でした。きっと天職なんでしょうね。