
午後より開催された、宅建業の実務研修会が、沖縄市民会館中ホールで行われ参加して参りました。
不動産取引のうえで起こるトラブル解決を、売主、買主又は、借主と不動産業者としての誠実な対処方法等の研修でした。
私が聞いた感想は、判例等を元に不動産業者の保身のためではなく、中立な見解、ご指導でとても勉強になりました。
事例は、売買3件賃貸2件で構成され、1番目に気になった事例はシビアな問題なのでココでは割愛します。2番目は「売主行方不明時の対処方法」でした。
契約後、売主と連絡が取れなくなった不動産業者は、県外の売主宅へ訪問したが、不在。
更に仮差押の登記が設定された。
無さそうで、ありそうな事例、怖いですね〜。T_T
買主が仮処分禁止の登記申請を裁判所に提出して裁判所命令が決定し、裁判所へ所有権移転登記を求める訴訟を申請する予定との事でした。
不確実ですが、競売に出た後、買主と業者で落札する方法も事例があるようです。
お互い気持ち良く売買取引ができると良いと、研修でさらに強く感じました。
その為に少々シツコク感じても、しっかり確認することが大切のようです。
事例の他にも興味を引いたのが、フラット35でした。
住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の沖縄所長のお話も、もっとお聞きしたかったのですが、持ち時間が限られているようでした。
しかし、少し踏み込んだ中身の話しもされていらしたので、チャンスがあればフラット35を積極的に取扱できそうです。
参加された同業者、関係者のみなさま、お疲れさまでした。